|家庭でできる勉強習慣と知的好奇心づくり
塾は勉強を支える場所です。
でも、子どもの興味や生活の土台は、家庭での経験から作られることもあります。
子どもを塾に入れると、少し安心すると思います。
これで勉強を見てもらえる。
これで成績が上がるかもしれない。
家で言っても聞かないから、塾に任せたい。
そう思うのは自然なことだと思います。
ただ、塾に入れたらそれで全部安心、というわけではありません。
塾は勉強を教える場所です。
分からないところを説明したり、テストに向けて必要な勉強を整理したり、宿題を出したりすることはできます。
でも、子どもの生活全部を変えられるわけではありません。
塾の時間より、家にいる時間の方が長いです。
週2回でも、1週間全体で見れば塾にいる時間はごく一部です。
だから、成績を上げるうえでは、塾の授業だけでなく、家でどう過ごすかもかなり大事です。
塾に入れたら、あとは全部お任せと考えてしまうと、思ったより伸びないことがあります。
家庭で勉強を教える必要はない
とはいえ、保護者の方が家で勉強を教えなければいけない、という話ではありません。
中学生や高校生の内容を、保護者が全部見るのは大変です。
それに、親子で勉強を教えようとすると、どうしても感情が入ります。
「なんで分からないの?」
「ちゃんと聞いてる?」
こうなってしまうこともあります。
子どもも子どもで、話を聞かなかったりすることも多いと思います。
なので、大筋の勉強内容は、学校や塾に任せていいと思います。
家庭で大事なのは、勉強を教えることよりも、勉強しやすい環境を作ることです。
- スマホのルールを決める
- 学びへの好奇心を刺激する
- 短い時間でも机に向かう習慣を作る
このくらいでも十分意味があります。
スマホだけが面白い世界にならないようにする
今の子どもにとって、スマホはかなり強いです。
SNSにしろゲームにしろ、面白いものがずっと流れてきます。
だから、子どもに「自分で管理しなさい」と言うだけで任せるのは、かなり難しいと思います。
特に、小さければ小さいほど。
もちろん、スマホのルールを作ることは大事です。
ただ、それだけでは少し寂しい気もします。
個人的には、スマホ以外にも面白い世界があることを、子どもに知ってほしいと思っています。
知的好奇心をくすぐる経験をしてほしい
勉強は、机に向かうことだけではありません。
科学館や博物館に行く。動物園や水族館に行く。
本屋で気になる本を見る。ニュースについて少し話す。旅行先で地形や歴史に触れる。
こういう経験も、学びの入口になります。
個人的な話ですが、私自身も小学生のころ、毎年夏になると父と雑木林や公園に虫取りに行っていました。
それを持ち帰って家で飼育する。とても楽しかった記憶があります。
今となっては、塾の経営もしながら大学院で生物やウイルスに関わる研究をしていますが、思い返すと、あのころの経験が生物への関心の源になっている気がします。
また、小さいころは本もたくさん読んでもらっていました。
5歳くらいのころに、自分で初めて言った夢は「本を書く人になりたい」だったそうです。
もちろん、それだけで今の読解力や文章への耐性が決まったとは言いません。
ただ、小さいころから本や言葉に触れる時間が多かったことは、文章を読むことへの抵抗感をかなり減らしてくれたと思っています。
理科が苦手な子でも、恐竜の骨を見たら少し興味を持つかもしれません。
社会が苦手な子でも、お城や古い街並みを歩いたら、歴史が少し身近になるかもしれません。
英語が苦手な子でも、海外の動画や音楽から興味が出るかもしれません。
全部がすぐ成績につながるわけではありません。
でも、こういう経験がある子は、勉強した内容と現実の世界がつながりやすくなります。
「これ、面白いかも」
この感覚はかなり大事です。
塾は勉強を支える場所、家庭は興味の入口を作れる場所
塾は、勉強を支える場所です。
分からないところを教えたり、テスト対策をしたり。
一方で、家庭では、子どもの興味の入口を作ることができます。
何かを見に行ったり、一緒に話したり、様々な世界に触れさせたり。
こういう経験は、家庭だからこそ作りやすいのではないでしょうか。
塾に入れたら終わりではありません。
塾で勉強を支え、家庭で生活と興味の土台を作る。
この両方があると、子どもは伸びやすくなると思います。
オーオンでは、中学生・高校生の定期テスト対策や受験指導に加え、家庭学習の進め方や勉強習慣づくりについても一緒に考えています。
ただ授業をして終わりではなく、宿題管理、復習テスト、質問対応、保護者面談なども含めて、一人ひとりの状況に合わせて指導しています。
オンライン個別指導に加え、桶川市での対面個別指導にも対応しています。
塾に通っているのに勉強習慣がつかない方、家で何をすればいいか分からない方も、お気軽にご相談ください。