勉強できる人が一冊を使い倒す理由
参考書や問題集を買っただけで、勉強した気になっていませんか。
大事なのは、何を持っているかではなく、どう使うかです。
勉強を頑張ろうと思ったとき、つい参考書や問題集を買いたくなることがあります。
新しい参考書。
分かりやすそうな問題集。
SNSで見かけた勉強法の本。
本屋に行くと、どれも良さそうに見えます。
でも、少しだけ立ち止まって考えてほしいことがあります。
料理しない人ほど、調理器具を持っている
私事ですが、先日友達の家に遊びに行きました。
一人暮らしの友達で、普段はあまり料理をしないそうです。
でも、家には調理器具がたくさんありました。
ホイッパーや、大きなフライパン。
ただ、よく見ると、どれもあまり使われていないようでした。
それを見て、ふと思ったんです。
料理しない人ほど、調理器具を買い込むことがあるなぁと。
一人暮らしで簡単に作る料理であれば、そんなに道具はいらないはずです。
大きなフライパンで何人前つくるんでしょう?
日常的に料理をしていると、洗い物や片付けるスペースのことを考えて道具を揃えます。
逆に、料理をする自分のイメージがはっきりしていないと、とりあえず道具をそろえたくなるのかもしれません。
そして、道具があることで、なんとなく「料理ができる自分」に近づいた気がしてしまう。
これは、勉強でも同じことが起きます。
参考書を買っただけで、勉強した気になる
勉強でも、参考書や問題集をたくさん持っている子がいます。
もちろん、たくさん持っていること自体が悪いわけではありません。
- やらない問題集・参考書
- 最初の数ページだけ書き込まれた教材
- きれいなまま本棚に並んでいる単語帳
こういう状態になっているなら、少し注意が必要です。
参考書を買うと、少し安心します。
これで勉強できるようになる気がする。
これをやれば成績が上がる気がする。
良い教材を手に入れたから、前に進んだ気がする。
でも、参考書は買っただけでは成績を上げてくれません。
開く。解く。間違える。直す。もう一度解く。できるようになる。
そこまでやって、初めて勉強です。
勉強できる人は、一冊を使い倒している
勉強できる人を見ると、一冊の参考書や問題集をかなり使い込んでいることがあります。
表紙が折れている。
ページがよれている。
何度も解いた跡がある。
間違えた問題に印がついている。
もちろん、きれいに使う人もいます。
でも、大事なのは見た目ではありません。
その教材をどれだけ使ったかです。
勉強できる人は、教材を増やす前に、今あるものを使います。
同じ問題を何度も解く。
間違えた問題を解き直す。
分からなかったところを確認する。
教科書に戻る。
この繰り返しができています。
そこを見た方がいいと思います。
まずは教科書と学校ワークで足りていないかを見る
参考書を買う前に、まず確認してほしいことがあります。
学校で配られている教科書やワークで足りていないのか、ということです。
特に中学生の場合、定期テストの範囲は学校の授業やワークから出ることが多いです。
それなのに、
学校ワークが終わっていない。
教科書も読んでいない。
授業プリントも見直していない。
この状態で新しい参考書を買っても、やることが増えるだけです。
分からないことがあったときも、まずは教科書に書いていないか見てほしいです。
意外と、ちゃんと書いてあります。
参考書を買うこと自体は悪くない
ここまで読むと、
「参考書を買うな」
と言っているように聞こえるかもしれません。
でも、そうではありません。
参考書を買うことでやる気が出ることもあります。
新しいノートを買ったら少し勉強したくなる。
お気に入りのペンを買ったら机に向かいやすくなる。
参考書を買ったことで、やるぞという気持ちになる。
こういうことはあります。
私自身も、スノーボードを始める前に、思い切ってスノボの道具をそろえたことがあります。
道具を買ったことで、
「使わないともったいない」
と思うようになり、毎年スノボに行くようになりました。
だから、買うことで始まることもあります。
ただし、買ったあとに使うことが前提です。
買って満足して終わるなら、あまり意味がありません。
買う前に「使っている自分」を想像する
何かを買う前に、一度想像してみてほしいです。
それを使っている自分が見えるかどうか。
参考書を買うなら、
いつ使うのか。
今の教材と何が違うのか。
どうやって使うのか。
ここまで想像できるなら、買う意味はあると思います。
逆に、それができないのなら、一度止まった方がいいかもしれません。
その参考書を買う前に、今ある教科書やワークは終わっていますか。
すでに持っている問題集を、最後まで解きましたか。
ここを確認してからでも遅くありません。
勉強できる人を観察してみる
参考書を増やす前に、勉強できる人を観察してみるのもおすすめです。
どんな教材を使っているのか。
どのくらい繰り返しているのか。
間違えた問題をどう扱っているのか。
テスト前に何をしているのか。
見ていると、教材の数ではなく、使い方が大事だと分かると思います。
勉強できる人は、必ずしもたくさんの参考書を持っているわけではありません。
必要なものを選んで、しっかり使っていることが多いです。
まとめ
参考書や問題集を買うこと自体は悪いことではありません。
新しい道具がきっかけになって、勉強を始められることもあります。
ただ、買っただけで満足してしまうなら注意が必要です。
大事なのは、何を持っているかではなく、どう使っているかです。
- 学校の教科書やワークを使ってみる
- 一冊の参考書をしっかり使う
- 分からないところを確認する
- できる人のやり方を観察する
参考書を買う前に、まず今あるものを見直してみてください。
それだけでも、やるべきことは意外とたくさんあるはずです。
オーオンでは、中学生・高校生の定期テスト対策や受験指導に加え、教材の使い方や家庭学習の進め方も含めて指導しています。
新しい参考書を増やす前に、まず今ある教材をどう使うか。
学校ワークや教科書をどう定着につなげるか。
一人ひとりの状況に合わせて、必要な学習の進め方を一緒に考えます。
オンライン個別指導に加え、桶川市での対面個別指導にも対応しています。
参考書を買ったけれど使い切れていない方、何から手をつければいいか分からない方も、お気軽にご相談ください。
