丸暗記しない高校生物
教科書の結論を、発見までさかのぼる。
DNAが遺伝物質だと、どうやって確かめたのか。尿の量から、なぜ原尿の量が分かるのか。
教科書では一行で済むことにも、そう言えるだけの根拠があります。実験なら「何を比べたのか」、計算なら「なぜその式が使えるのか」。そこまでたどると、覚えた知識が、初めて見る問題を考える手がかりになります。
単元別コラム
読みたい単元を選んでください。「公開予定」は、準備中の記事です。
セントラルドグマとは?
DNA → RNA → タンパク質の全体像
DNA複製・半保存的複製
メセルソンとスタールの実験から考える
DNA複製・リーディング鎖とラギング鎖
5′→3′の制約と岡崎フラグメント
転写とは?
RNAポリメラーゼ・プロモーター・鋳型鎖
スプライシングとは?
イントロン・エキソン・成熟mRNA
翻訳とは?
リボソーム・tRNA・コドン・アンチコドン
遺伝子の変異とは?
塩基置換・SNP・同義置換・フレームシフト
PCRとは?
プライマーで範囲を決め、DNAを増幅する
遺伝子組換えとは?
プラスミド・制限酵素・DNAリガーゼから、操作の意味を理解する
オペロンとは?
実験条件から考える、遺伝子発現の調節
酵素とは?
基質特異性・最適温度・最適pH・失活
呼吸商の求め方
呼吸基質・酸素消費量・二酸化炭素排出量をつなぐ
光合成曲線の読み方
光補償点・光飽和点と、見かけの光合成速度を整理する
免疫とは?
自然免疫・獲得免疫の違いと全体像
体液性免疫と細胞性免疫
抗体で対応するか、感染細胞を攻撃するか
ワクチンの仕組み
二次応答と記憶細胞から理解する
腎臓の計算問題
原尿量・再吸収率・濃縮率を、物質収支から整理する
血糖値はどう調節される?
食後と空腹時の違いから、インスリン・グルカゴンの働きを整理する
進化論とは?キリンの首から考える
ラマルク・自然選択・性選択・中立説
ハーディー・ワインベルグの法則
成立条件と、遺伝子頻度・遺伝子型頻度の計算
分子時計とは?
塩基配列の違いと置換速度から、分岐年代を考える
植物の環境応答
光や重力などの環境の変化に、植物がどう応答するのかを考えます。
長日植物と短日植物
限界暗期から、花芽をつくる条件を整理する
種子の発芽と植物ホルモン
ジベレリン・アブシシン酸と、休眠・発芽の調節
オーキシンと光屈性
実験から考える、光に向かって曲がる仕組み
この参考書で大切にしていること
教科書の内容を、原著論文で読む
教科書に載っている発見は、どんな実験から分かったのでしょうか。解説と、当時の論文へのリンクを並べています。
DNA研究の年表を見る
形質転換因子としてのDNA
解説予定Avery, MacLeod & McCarty|形質転換を起こす物質がDNAであることを示した研究。
J Exp Med. 1944;79(2):137–158.DNAが遺伝物質であること
解説予定Hershey & Chase|ファージを用い、感染時に細胞へ入る物質を調べた研究。
J Gen Physiol. 1952;36(1):39–56.DNAの半保存的複製
解説記事ありMeselson & Stahl|窒素同位体を用い、三つのDNA複製モデルを比較した研究。
Proc Natl Acad Sci U S A. 1958;44(7):671–682.RNAポリメラーゼの発見
解説記事ありHurwitz, Bresler & Diringer|DNA依存的なRNA合成を示した初期研究の一つ。
Biochem Biophys Res Commun. 1960;3(1):15–19.DNAの不連続複製
解説記事ありOkazaki et al.|新しく合成されるDNAに短い断片が存在することを示した研究。
Proc Natl Acad Sci U S A. 1968;59(2):598–605.オーオン生物科
高校生物は、入試のためだけの知識ではありません。仮説を立て、実験を読み、根拠から考える力は、大学で研究を始めるときにも、医療や生命科学の現場を理解するときにも土台になります。オーオン生物科は、研究バックグラウンドのある講師や研究者、大学院生で構成されており、教科書の範囲を起点に、その先の研究と実践へつながる学びをつくります。
高校生物の個別指導
記事を読んで仕組みが分かっても、入試問題では条件を整理し、知識を使う必要があります。オーオンの高校生物は、説明・演習・解き直しまでを一人ひとりに合わせて組み立てます。