「悔しい」は勉強の才能になる|負けず嫌いを成績につなげる考え方

塾長ブログ
「悔しい」は勉強の才能になる|負けず嫌いを成績につなげる考え方

勉強のやる気は、きれいな理由だけで生まれるわけではありません。 「悔しい」「負けたくない」という気持ちが、次の一歩につながることもあります。

勉強のやる気というと、 「将来の夢のため」とか「勉強が楽しいから」といった前向きな理由を思い浮かべる人が多いかもしれません。

もちろん、それはとても良いことです。

でも、実際にはそれだけではないと思います。

勉強を頑張る理由の中には、もっと単純な気持ちもあります。

たとえば

負けたくない。悔しい。見返したい。次は絶対に勝ちたい。

こういう気持ちです。

少しきれいごとではないかもしれません。

でも、勉強の現場では、こういう感情がかなり強い原動力になることがあります。

「負けたくない」はかなり強い動機になる

定期テストで順位が出る学校では、順位を気にする生徒がいます。

もちろん、順位だけがすべてではありません。

ただ、次のような気持ちは、勉強のきっかけになることがあります。

勉強のきっかけになる気持ち
  • 前より上がりたい
  • あの子には負けたくない
  • 1位を取りたい
  • 前回の順位を落としたくない

一度良い順位を取ると、今度はそれを守りたくなる。

逆に、思ったより順位が悪いと、ものすごく悔しくなる。

この悔しさは、扱い方によってはかなり大きな力になります。

実際、勉強ができるようになる生徒の中には、負けず嫌いな子が多い印象があります。

単純に頭が良いというより、 「できない自分が嫌だ」「次はできるようになりたい」と思えることが強いのだと思います。

悔しさは、悪い感情ではない

「悔しい」と聞くと、少しネガティブな感情に思えるかもしれません。

でも、悔しさそのものは悪いものではありません。

むしろ、成長のきっかけになることがあります。

問題が解けなかったとき

「まあいいや」で終わるのか。

「なんでこれが分からなかったんだろう」と思えるのか。

この差は大きいです。

悔しいと思えるということは、本当はできるようになりたいという気持ちがあるということです。

そこをうまく使えると、勉強のエネルギーになります。

先生や周りへの反発がきっかけになることもある

これは少し難しい話ですが、先生や周りへの反発が勉強のきっかけになることもあります。

実際にあった話

以前、個別指導で見ていた生徒から、あとになってこんなことを言われたことがあります。

「先生が、なんでこれ分からないんだ、みたいな顔をしていたのが悔しかった」

そんな顔をしていたつもりはないのですが、まあ、していたのかもしれません。

こちらとしては普通に授業をしているつもりでも、生徒側にはそう見えていることがあります。

ただ、その生徒は、その悔しさをきっかけにして勉強を頑張ったそうです。

もちろん、「悔しい思いをさせれば伸びる」という話ではありません。

それはかなり雑です。

でも、「悔しい」「このままでは嫌だ」と思った瞬間に、 自分の中でスイッチが入ることはあります。

きれいな動機だけが、良い動機とは限らないのだと思います。

ただし、人と比べすぎると苦しくなる

一方で、負けず嫌いには注意点もあります。

人と比べることばかりになると、苦しくなりやすいです。

競争心が強すぎると
  • 順位が少し下がっただけで必要以上に落ち込む
  • 友達に負けたことで勉強が嫌になる
  • 勝ち負けだけで自分の価値を決めてしまう

そうなると、勉強がしんどくなります。

競争心は大事ですが、使い方を間違えると自分を追い込みすぎてしまいます。

だからこそ、人と比べるだけでなく、昨日の自分と比べることも大切です。

前より計算ミスが減った。
前は分からなかった単元が分かるようになった。
前回より勉強時間を確保できた。
苦手な問題に逃げずに取り組めた。

こういう成長にも目を向けられると、悔しさを良い方向に使いやすくなります。

悔しさを成績につなげるには、行動に変えること

悔しいと思うこと自体は、そこまで珍しくありません。

大事なのは、その悔しさを行動に変えられるかどうかです。

テストの点数が悪くて悔しかった。

それなら、どこで点を落としたのかを見る。

原因を分けて考える
  • 計算ミスなのか
  • 知識不足なのか
  • 問題文の読み間違いなのか
  • 時間配分の失敗なのか

原因を分ける必要があります。

ただ「悔しい」で終わると、次につながりません。

でも、悔しさをきっかけにして、次の行動を決めることができれば、それはかなり強いです。

負けず嫌いな生徒が伸びるときは、この切り替えがうまくいっていることが多いです。

勉強の動機は、きれいじゃなくてもいい

勉強の動機は、必ずしもきれいなものでなくていいと思います。

将来のために頑張る。

勉強が面白いから頑張る。

もちろんそれも良いです。

でも、負けたくない。悔しい。見返したい。次は勝ちたい。
これでもいいと思います。

その気持ちをきっかけにして、行動が変わるなら、それは立派な原動力です。

むしろ、悔しいと思えることは才能のひとつかもしれません。

どうでもいいと思っていたら、悔しくもなりません。

悔しいということは、本当はできるようになりたいということです。

まとめ

悔しさは、使い方次第で勉強の力になる

勉強のやる気は、必ずしも前向きな気持ちだけから生まれるわけではありません。

「悔しい」「負けたくない」という気持ちが、成長のきっかけになることもあります。

ただし、人と比べすぎると苦しくなることもあります。

大切なのは、その感情を行動に変えることです。

なぜ悔しかったのか。 何ができなかったのか。 次に何を変えるのか。

そこまで考えられると、悔しさは勉強の力になります。

悔しいと思えるなら、まだ伸びる余地があります。

その気持ちを、次の一歩につなげていきましょう。

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書き手紹介
野中 詩生|オーオン塾長

オンライン学習塾・個別指導塾オーオン代表。 大学院でウイルス研究に取り組みながら、複数の学習塾・予備校でも指導。 丸暗記だけに頼らず、「なぜそうなるのか」を理解する授業を大切にしている。

この記事を書いた人

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