「理科は覚えることが多い」と感じる前に、少しだけ勉強の見方を変えてみる。 理科が苦手になる原因と、最初に直したい勉強法を、授業現場の視点からまとめます。
中学生になると、「理科が苦手になった」という声をよく聞きます。
小学校のころはそこまで嫌いではなかったのに、中学に入ってから急に点数が下がったり、 「覚えることが多すぎる」と感じたりする生徒は少なくありません。
では、なぜ理科が苦手になってしまうのでしょうか。
授業をしていて感じる一番大きな原因は、理科を「丸暗記の科目」だと思ってしまうことです。
理科は丸暗記だけではきつくなる
もちろん、理科にも覚えなければいけない言葉はあります。
細胞小器官の名前、化学式、実験器具の名前など、 最低限の知識がないと問題文を読むことも難しくなります。
「理科は暗記しなくていい」という話ではありません。 覚えるべき言葉や知識は、きちんと覚える必要があります。
ただ、本来は考えれば分かることまで、全部覚えようとしてしまう生徒がいます。
ここがかなり大変です。
考えれば分かることまで暗記しようとすると、覚える量がどんどん増えていきます。
- 理科って覚えること多すぎる
- 何を覚えればいいのか分からない
- 頑張っているのに点数につながらない
大事なのは「覚える」と「考える」の分け方
もちろん、暗記をゼロにはできません。
覚えるべきことは、きちんと覚える必要があります。
ただし、その知識を使って考えられることまで、 全部丸暗記しようとしないことが大切です。
化学反応式を作る手順を理解していれば、化学反応式を丸暗記する必要はありません。
2Mg + O2 → 2MgO の「2」なんて、覚えるものではないんです。
このような丸暗記では、「忘れる=詰み」となり、潰しがききません。
理科が苦手な子ほど、「もっと覚えなきゃ」と思いがちです。
でも実際には、次のような見方が大切です。
- これは本当に覚えるしかないことなのか
- 前に習った内容とつながっていないか
- 理由を考えれば分かることではないか
最初に直すべき勉強法
理科が苦手な子にまず見直してほしいのは、 「全部覚えよう」とする勉強法です。
もちろん、用語を覚えることは必要です。
ただ、それだけで進めようとすると、理科はどんどんつらくなります。
理科の勉強では、「なんでそうなるのか」を考える時間を作ってほしいんです。
- なぜ氷は水に浮くのか
- なぜ物が燃えるときに二酸化炭素が出るのか
- なぜ春は花粉が飛びまくっているのか
- なぜ植物には光が必要なのか
こういう身近な「なんで?」を考えることが、理科の力につながります。
理科は、日常生活とかなり近い科目です。
目で見えること、生活の中で起きていることを扱うことが多いです。
だからこそ、ただ用語を覚えるだけではなく、現象の理由を理解することが大切です。
理科は分かると面白くなる
理科は、意味が分からないまま暗記だけで進めると、 かなりつまらなくなりやすい科目です。
逆に、理解できるようになると一気に面白くなります。
「これって身近なこととつながっていたのか」
「だからこの答えになるのか」
こういう感覚が出てくると、理科はただの暗記科目ではなくなります。
理科が得意な生徒は、単純に暗記量が多いというより、 理解しながら覚えていることが多いです。
理解しているから、必要以上に暗記しなくて済む。
そして、知識同士もつながりやすくなります。
まとめ
中学生が理科を苦手に感じる理由のひとつは、 理科を丸暗記の科目だと思ってしまうことです。
もちろん、覚えるべき知識はあります。
でも、すべてを暗記しようとすると、理科はどんどん大変になります。
大切なのは、覚えるべきことを覚えたうえで、 「なぜそうなるのか」を考えることです。
理科は、理解できるようになるほど面白くなる科目です。
日常生活の「なんで?」とつながると、勉強そのものも少し楽しくなります。
理科が苦手な場合は、まず「もっと暗記しなきゃ」と考える前に、 理解しながら勉強できているかを見直してみてください。
オーオンでは、「ただ覚える」のではなく、 「なぜそうなるのか」を重視した授業を行っています。
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