勉強は、テストのためだけにあるわけではありません。 自分を守るため、大切な人を守るためにも、知識と思考力は必要です。
なんで勉強なんかするんだろう。これ、将来いつ使うんだよ。
今回は、これに対する僕なりのアンサーを書いていこうと思います。
勉強する理由を、きれいな言葉だけで語る必要はないと思っています。
将来のため。夢のため。受験のため。
もちろん、それも正しいです。
でも、僕なりの「勉強する意味」の答えは
知識がない。
論理的に考えられない。
相手の主張のどこがおかしいのか分からない。
こういう状態だと、世の中でかなり騙されやすくなります。
勉強は、テストで点を取るためだけのものではありません。
自分を守るため。
大切な人を守るため。
よく分からない話に流されないため。
そのために、必要なんじゃないでしょうか。
理科を知らないと、かなり危ない
理科を勉強していると、「これ、将来何に使うの?」と思うことがあるかもしれません。
たしかに、すべての人が化学反応式を仕事で使うわけではありません。
すべての人が植物の分類を毎日使うわけでもありません。
でも、理科を学ぶ意味は、そこじゃないんです。
- 自然現象を理解すること
- 科学的な根拠を考えること
- 怪しい情報を見たときに「それ本当?」と疑えること
たとえば、感染症やワクチンの話が出たとき、ある程度生物や免疫の知識がある人と、まったく知識がない人では、情報の受け取り方が変わります。
専門家と同じレベルで理解する必要はありません。
でも、仕組みを少しでも知っているだけで、極端な話や怪しい話に流されにくくなります。
知らないことは、ただの無防備です。
科学「っぽい」言葉に騙される人は多い
世の中には、科学「っぽい」言葉を使った怪しい商品やサービスがたくさんあります。
一見それっぽいことを言っている。
専門用語っぽい言葉が並んでいる。
- 天然由来
- イオン
- デトックス
- 波動
- エネルギー
でも、よく見ると根拠が弱い。
こういうものはかなりあります。
もちろん、気持ちの問題で楽になることはあるかもしれません。
安心感によって体調がよく感じられることもあるかもしれません。
ただ、それと科学的に効果があるかどうかは別です。
※ちなみに、こうした「期待」や「安心感」によって感じ方が変わる現象は「プラシーボ効果」として、医学や心理学の分野で扱われています。
ここを分けて考えられないと、意味の薄いものにお金を使ってしまったり、本当に必要な治療や判断を避けてしまったりすることがあります。
- なんとなく良さそう
- ??「論文に書いてあります」
- 有名な人がすすめていた
自分だけではなく、家族にも影響する
知識がないことで困るのは、自分だけではありません。
中高生の皆さんは、将来、家庭を持つかもしれない。
子どもを育てるかもしれない。
家族の健康に関わる判断をするかもしれない。
そのときに、根拠のない情報に流されると、自分だけでなく家族にも影響します。
- これは科学的にどれくらい信頼できるのか
- この人は何を根拠に言っているのか
- 別の専門家はどう言っているのか
自分だけが損をするなら、まだ自分の問題で済むかもしれません。
でも、家族や子どもに関わる判断で間違えると、話はもっと重くなります。
勉強は、未来の判断力につながります。
数学も、実はかなり実用的
数学についても、「こんなの将来使わない」と言われることがあります。
たしかに、大人になってから毎日因数分解の計算をする人は少ないかもしれません。
でも、数学で身につく考え方はかなり実用的です。
たとえば、因数分解は、物事を分解して考える力につながります。
- 客数が減ったのか
- 客単価が下がったのか
- リピート率が落ちたのか
- 広告の効果が落ちたのか
- コストが上がったのか
こうやって原因を分けて考えることが必要になります。これ、因数分解的な考え方ですよね。
問題を分解する。
要素に分ける。
どこに原因があるのかを見る。
こういう力は、社会に出てからかなり使います。
証明は、論理的に話す練習になる
数学の証明も、嫌いな人が多い単元だと思います。
でも、証明もかなり大事です。
これ、論理を組み立てる練習だからです。
根拠を示す。
順番に説明する。
相手に突っ込まれないように筋道を立てる。
これが証明です。
これは、勉強だけでなく、社会に出てからも使います。
自分の意見を説明するとき。
仕事で提案するとき。
誰かの主張がおかしいと感じるとき。
論理的に考える力がないと、かなり不利になります。
でも、論理がない主張は崩れます。
社会科は、世の中を知るための勉強
社会科も同じです。
公民、政治経済、倫理、現代社会。
こういう科目は、テストのためだけに暗記して終わるにはもったいないです。
- 税金
- 選挙
- 法律
- 労働
- 経済
- 社会保障
こういうことを知らないと、世の中の仕組みが分からないまま生きることになります。
世の中の仕組みを知らないと、普通に損をします。
政治の話を見ても、何が問題なのか分からない。
お金の話を聞いても、どこが怪しいのか分からない。
ニュースを見ても、表面的な印象だけで判断してしまう。
これではダメです。世の中、正しくない情報もかなり多いんです。
社会科は、世の中を生きるための基礎知識でもあります。
勉強は「テスト用」で終わらせるともったいない
中学生や高校生の勉強は、どうしてもテスト中心になります。
それは仕方ありません。
定期テストもあります。
受験もあります。
点数も内申も大事です。
ただ、勉強をテスト用だけで終わらせるのはもったいないです。
- 理科は、科学的に考える力につながる
- 数学は、物事を分解して考える力につながる
- 証明は、論理を組み立てる力につながる
- 社会科は、世の中の仕組みを理解する力につながる
- 国語は、相手の主張を読み取る力につながる
- 英語は、世界から情報を取る力につながる
騙されない人になるために勉強する
勉強する目的は、良い点を取ることだけではありません。
- 変な情報に流されない
- 怪しい商品を買わされない
- 論理の破綻に気づける
- 根拠のない主張に引っ張られない
知識がある人は、絶対に騙されないというわけではありません。
勉強ができる人でも騙されることはあります。
ただ、知識と思考力がある方が、騙されにくくはなります。
少なくとも、「なんか怪しいな」と立ち止まる力はつきます。
バカは、無知な人は、利用されます。騙されます。 だから勉強するんです。
まとめ
「勉強って何の役に立つの?」
これはよくある疑問です。
でも、勉強はかなり役に立ちます。
理科は、科学的に考える力になります。
数学は、物事を分解する力になります。
証明は、論理を組み立てる力になります。
社会科は、世の中の仕組みを知る力になります。
そして、それらはすべて、騙されない力につながります。
バカは騙されます。
だから勉強します。
自分を守るために。 大切な人を守るために。 世の中の怪しい話に流されないために。
オーオンでは、ただ答えを覚えるだけではなく、「なぜそうなるのか」を考える授業を大切にしています。
勉強をテストのためだけで終わらせず、日常や将来の判断力につながるように指導しています。
オンライン個別指導・対面個別指導のどちらにも対応していますので、勉強の意味や進め方に悩んでいる方もお気軽にご相談ください。
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