対面授業の劣化版になるオンライン塾の特徴
オンライン授業は、ただ画面越しに話すだけなら弱いです。
大事なのは、オンライン授業として設計されているかです。
オンライン授業は、対面授業より劣るのでしょうか。
結論から言うと、オンラインだから劣るとは思いません。
ただし、かなり大事な条件があります。
それは、授業がオンライン授業として設計されているかどうかです。
対面授業をそのままZoom、Teams、Webexなどに移しただけなら、正直なところ、対面の劣化版です。
教室でやっていたことを、画面越しに流しているだけ。
この状態は、
= オンライン授業
これでは、ダメ。
オンライン授業の価値は、家から受けられることだけではありません。
講師、教材、板書、質問、提出、復習の記録まで含めて、オンライン用に学習環境を作れているか。
ここで差が出ます。
オンライン授業が弱くなる理由
オンライン授業が弱いのではありません。
弱いのは、オンライン用に設計されていない授業です。
先生が話す。生徒が聞く。画面共有をする。分からないところを口頭で質問する・・・
これだけなら、オンラインにする意味はほぼゼロです。
対面授業には、対面授業の良さがあります。
目の前で生徒の様子を見られ、その場の空気が分かり、距離感は縮めやすく・・・
その強みを捨てて、ただ画面越しに話すだけなら、オンラインは不利です。
だから、「オンライン授業は微妙」と感じる人がいるのも分かります。
でも、それはオンラインそのものの問題ではありません。
オンラインを通話ツールとしてしか使っていないことが問題です。
オンライン授業は「ビデオ通話」ではない
オンライン授業の本当の強みは、通話ではありません。
学習の流れを一つの場所にまとめられることです。
- 授業で使った教材
- 板書やテキストへの書き込み
- 提出した宿題
- 質問の履歴
こういうものが、同じ授業ツールの中に残る。
これは、ただのビデオ会議ではありません。
授業そのものが、あとから見返せる教材になります。
対面授業では、ホワイトボードの文字は消えます。
生徒がノートを取り損ねれば、授業の流れも残りません。
でも、オンライン用に設計された授業なら、授業後にも学習記録が残ります。
もちろん、これはZoomやTeamsだけではできません。
別の授業ツールを導入し、教材共有・板書・提出・質問まで含めて設計する必要があります。
そこまで含めて、オンライン授業であり、オンライン塾としての設計です。
「家で受けられる」だけを売りにするオンライン塾は弱い
オンライン塾のメリットとして、よく「家で受けられる」「移動時間がない」と言われます。
もちろん、それはメリットです。
でも、それだけを売りにするオンライン塾は弱いと思います。
家で受けられるだけなら、便利なだけです。
教育として強いかどうかは別。
本当に見るべきなのは、そこではありません。
- どんな講師が教えるのか
- 教材はどう共有されるのか
- 板書は残るのか
- 質問や提出は管理されるのか
- 授業後に復習しやすいのか
- 生徒の進度をどう見ているのか
オンライン塾を選ぶなら、「オンラインだから便利」だけで見ない方がいいです。
便利なだけの授業は、便利なだけで終わります。
講師を全国から集められる
オンライン個別指導の大きな強みは、講師を地域に縛られずに探せることです。
対面塾の場合、基本的には教室に来られる範囲から講師を集めます。
どれだけ良い塾を作ろうとしても、採用できる講師には地理的な制限があります。
オンラインなら、この制限がかなり小さくなります。
近くにいる講師ではなく、その生徒に合う講師を探しやすい。
これはかなり大きいです。
オーオンを立ち上げたときのメンバーも、埼玉・秋田・宮城にそれぞれ住んでいました。
普通に対面塾を作っていたら、同じ教室で働くことはまずできません。
でもオンラインなら、講師側も地域を選ばずに参加できます。
生徒側だけでなく、講師側も場所に縛られない。
ここを活かさない手はないです。
だから、対面塾が近くで集めた講師を全国に配信しているだけなら、オンラインの強みはあまりありません。
オンラインでやるなら、講師の選び方からオンライン前提で考えるべきです。
「教室に来られる先生」ではなく、その子に合う先生。
この発想ができるかどうかで、オンライン授業の価値は変わります。
地方や海外の生徒にも届く
オンライン授業は、住んでいる場所による教育格差を小さくできます。
近くに良い塾がない。通塾に時間がかかる。送迎が難しい・・・
こういう家庭にとって、オンラインはかなりリアルな選択肢です。
実際、地方のかなり奥まった地域に住んでいて、近くに通いやすい塾が少ない生徒や、海外に住む日本人の生徒にも対応してきました。
対面塾では、物理的に対応できる範囲が限られます。
オンラインなら、そこを超えられます。
オンライン授業は、単に「家で楽に受けるもの」ではありません。
住んでいる場所で教育の選択肢が狭まる問題を、かなり補える仕組みです。
それでも対面が勝つ部分はある
オンライン授業にも弱点はあります。
一番大きいのは、距離感です。
実際に会って話す。目の前で表情を見る。その場の空気を感じる・・・
こういう部分は、対面の方が強いです。
ここをごまかして、「オンラインは全部対面より上です」と言うつもりはありません。
対面には対面の良さがあります。
だから、オーオンでは桶川校に通える生徒については、オンラインと対面を組み合わせたハイブリッド対応も行っています。
普段はオンラインで進める。
必要に応じて桶川校で対面授業を行う。
ただし、これは桶川校に通える場合に限られます。
全国どこでも対面併用できるわけではありません。
オンラインの弱点を完全になくすというより、条件が合う場合には補える形です。
オンラインか対面かだけで判断しない方がいい
オンラインだからダメ。対面だから安心。
この見方は雑です。
対面でも、ただ先生が一方的に話しているだけなら弱いです。
オンラインでも、授業設計がしっかりしていれば、対面より強いことがある。
見るべきなのは、授業の中身です。
オンライン授業を選ぶときに見るべきなのは、「オンラインか対面か」ではありません。
オンラインをどう使っているかです。
通話するだけなら弱い。
家で受けられるだけなら便利なだけ。
でも、講師・教材・板書・質問・提出・復習まで設計されているなら、オンライン授業には大きな価値がある。
オンライン授業は、ただ画面越しに話すものではありません。
学習環境そのものをオンライン上に作るものです。
そこまで作れているなら、オンライン授業は対面に劣りません。
むしろ、対面では難しいことまでできるようになります。
オーオンでは、オンライン個別指導を単なる「対面授業の代わり」として行っているわけではありません。
オンライン授業専用のツールを使い、デジタルホワイトボード、教材共有、授業記録の保存、質問や提出の管理などを活用しながら授業を進めています。
中学生・高校生の定期テスト対策、高校受験対策、大学受験対策に対応しています。
オンライン個別指導に加え、桶川校に通える場合は、必要に応じて対面授業を組み合わせることもできます。
オンライン塾を検討している方、対面塾と迷っている方は、お気軽にご相談ください。
